そこで動物たちはとても幸せに暮らしているのですが
たったひとつだけ不満を持っています。
それぞれにとって特別なだれか・・・・地上にに残してきた・・・・
そう、愛するあなたがいないのを、とても寂しく感じています。
動物たちはその寂しさをふりきる様に
仲良くいっしょに遊んで時を過ごしていきます。
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ある日、そのうちの一匹が足を止めて遠くに目を向けました。
その目はきらきらと輝き、体はたまりかねたように小刻みに震えはじめ
突然、彼はみんなから離れて、緑の草地を跳ぶように走っていきました。
そう。ついに、待ちこがれていたあなたを見つけたのです。
やっと再会できたあなたたちは、抱き合って喜びあいます。
もう二度と別れることはない。
喜びのキスがあなたの顔に降りそそぎ
あなたの両手は愛する友の頭や体をふたたび抱き締め
何度も何度も撫でてやります。
そして、あなたは信頼にあふれたその瞳をもう一度のぞきこむのです。
あなたの人生から長いあいだ姿を消していたとしても、
心からは一日たりとも消えたことがないその瞳を。
それから、あなたたちはいっしょに『虹の橋』を渡るのです。
もう二度と離れる事はありません。